地金(リング素材)の種類

このページではPhilip College Ringで使用する地金素材の説明を致します。お使いのディスプレイ等の環境によって実物と色合いが違って見える場合があります。

18金/14金/10金のイエローゴールドとホワイトゴールド、シルバー925を基本のリング地金素材としてお作りしています。プラチナは製法上取り扱っていません。詳しくは、以下の地金別の説明をご覧ください。

14金イエローゴールド

ゴールドの場合14金が最もお勧めです。

Au金58.3% Ag銀20.84% Cu銅20.84% 品位表示:14K HV硬度220

HV硬度220と貴金属合金中最も硬度が高く耐久性に優れ、キズが付きにくく、長年の使用でも角が丸まったりしません。「金歯」はほぼ全て14金です。色目は18Kと隣に並べないと違いがわかりません。

日本では「ゴールドと言えば18金」の観念が強くあります。しかし海外では、打突や摩擦がある装身具のリングには14金、ネックレスやピアスなど打突・摩擦の無い(少ない)装身具材料には18金と、装身具の種類によって使い分けられます。

14Kをナチュラル仕上げにした場合も、とても上品な美しい仕上がりになります。

10金イエローゴールド

14金に次いで当社がカレッジリングに最もお勧めする素材です。

Au金41.7% Ag銀29.15% Cu銅29.15% 品位表示:10K HV硬度180

淡い金色でギラギラしない金色です。14金に次ぐ硬さで耐久性があります。

以前の仕様の10金は、「割金」に銅を主体に使っていた為、赤みを帯びた金色でしたが、現在当社が採用している10金は、割金に銀を多めに配分し、銅を少な目にしているので、赤みの少ない淡い黄色になります。

最新配合の10金
古い配合の10金

18金イエローゴールド

Au金75% Ag銀12.5% Cu銅12.5% 品位表示:18K HV硬度150

「黄金律」と言われる美しい発色です。延展性に富む素材なので彫刻が深く、立体的にきれいな表現力があります。

但し、かなり柔らかいので長年の使用でキズや摩耗が発生します。深い彫刻のカレッジリングには若干不向きな素材と言えます。

主に展示され、着用頻度の低いチャンピオンリングには問題ありません。

もちろんナチュラル仕上げにした場合も、非常に美しい黄金色の発色ですが、着用を重ねると彫刻の角が丸まってきたり、キズが目立つようになってきてしまいます。

ホワイトゴールド

メッキ材料:Pd(パラジウム)+Rh(ロジウム)  品位表示:**K/RHP

Philip College Ringのホワイトゴールド(WG)は、18K/14K/10Kのイエローゴールドで作ったリングに2種のプラチナを極厚メッキした古典的な仕様のホワイトゴールドです。18KWG/14KWG/10KWGともに同じ色目になります。アレルギーフリー、変色変質しないメンテナンスフリーの素材です。

シルバーと比べると反射が強く、白っとぽい仕上がりになります。料金はイエローゴールドの10%増しです。

シルバー925

Ag銀97.5% Cu銅2.5%  品位表示:925 HV硬度150
イギリスのスターリングポンド硬貨に使われた銀合金でSterling Silverとも呼ばれます。銀合金の中で最も輝きと反射が良く、銀装身具のグローバルスタンダードです。延展性に富む素材なので彫刻が深く、立体的にきれいな表現力があります。但し、HV硬度150とかなり柔らかいので長年の使用でキズや摩耗が発生します。

シルバー925にロジウムメッキ

品位表示: 925RHP
シルバーの変色防止効果、アレルギーフリー効果があるプラチナ属ロジウム(Rh)のメッキです。シルバーとロジウムは非常に圧着性が良く非常に丈夫なメッキで、研磨剤でこすらないと剥がれません。日常の着用ではキズはついても摩耗・剥離はほぼ無い堅牢なメッキです。プラチナ独特の銀灰色になります。
シルバーと同じように黒美仕上げにも出来ます。

ピンクゴールド(ローズゴールド) 18金のみ

品位表示: 18KPG
18金ゴールドの標準割合は、Au(金)75%+Ag(12.5%銀)12.5%+Cu(銅)12.5%ですが、Cu(銅)の割合を若干高める事で左写真のようなピンクの発色になります。ローズゴールドとも呼ばれます。

特性は通常の18金とは異なり、硬いが脆く、延展性が少ない地金ですので、彫刻の深いカレッジリングには少々不向きな地金です。また、サイズ直しの際に接合部の色が変わりやすいので、メンテナンスもしにくい地金です。

鋳造時の失敗も多いので、納期を十分に頂く必要があります。

Philip College Ringでの製作事例は非常に少ないです。


地金 品位表示打刻

JIS基準、日本ジュエリー協会基準に基づき、リングバンド裏側の図位置に彫刻文字にて打刻します。これは義務ではありませんが、ユーザーが将来、サイズ直しや修理を依頼する場合、依頼された業者が素材を把握するために必要な情報です。

地金についての説明ページは以上です

^