2026newyear

皆様、新年明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。本年もPhilip Champion Ring and College Ringを宜しくお願い申し上げます。

重要なお知らせ

新年早々、恐縮ではございますが、多くのご注文を順番にお作り致しておりますのでご理解のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。

さて、毎年恒例の【Philip Champion Ring and College Ringの一年の計】。
年頭に際して弊社の目標、所感を述べさせていただきます。


2025年の元旦に立てた目標と達成度を振り返りつつ、2026年の目標を立てました。

<永遠のテーマその1>男の指にカレッジリング!!王者の指にチャンピオンリング!!文化の醸成と認知の拡大

Philip CR and CRとして記念リング事業を始めて20年来の永遠のテーマです。本当にありがたいことに、毎年着実にカレッジリング、チャンピオンリングともにじわじわと皆様に認められつつある実感があります。

まずチャンピオンリングですが、昨年2025年は2024シーズンプロ野球日本一の横浜DeNAベイスターズさんのチャンピオンリング、B.LEAGUE2024-24シーズン優勝の宇都宮ブレックスさんのチャンピオンリングをお作りさせて頂きました。

横浜DeNAベイスターズ2025日本一チャンピオンリング
宇都宮ブレックスB.LEAGUE2024-25チャンピオンリング

カレッジリングでは、2025年Philip College Ring楽天市場ショップが創業20周年記念セールを開催し、対前年比180%と記録的な売上を頂きました。

着実にチャンピオンリング文化の浸透と認知度アップは進んでいますが、なんといっても<永遠のテーマ>です。野球、バスケ以外の様々なスポーツ市場にチャンピオンリングを浸透はまだまだ道半ばですが、

2026年は欲張らずに「プロ野球、プロバスケでチャンピオンリングの更なる浸透」

を目標に据えたいと思います。

<永遠のテーマその2>技術革新をしないメーカーは死ぬ!

2025年のテーマ:3Dプリンタ導入検討は、大きく2歩の進展がありました。

昨年の課題として「数年後の将来設計」として「高精度インクジェット3Dプリンタ導入の検討」をあげました。まず、一歩目に3DCADソフトウェアを2018年に導入した「Rhino Gold」に加え、2025年年初にアップグレード版の「Matrix Gold」も導入しました。

2025年時点の将来設計↓↓↓↓↓

このステップの第2弾「高精度インクジェットプリンタで型出力(数年後)」をいきなり別の形で達成したのです。

インクジェット方式ではなく、新技術モノクロLCD3Dプリンタを買っちゃいました!!

3Dプリンタフ+レジン加温撹拌機+乾燥硬化機+アルコール洗浄機のフルセット

3Dプリンタは、約15年前から注目しており、年に1回は産業機械展などで情報収集をしていました。3Dプリンタは複数方式があり、多くのメーカーが様々な機種・グレードのプリンタを出していますが、主は精密さが求められるも大量生産を前提とした航空宇宙分野や自動車、産業機械部品向けで、市場の小さいジュエリーへの応用は「二の次三の次」でした。

2017年頃に産業機械用インクジェット式プリンタをジュエリー製造に応用する欧米メーカーが出て、2020年頃には日本でもレーザーによる光造形方式で簡単なジュエリーの原型(曲線主体のリングやペンダントなど)を作るメーカーも出てきました。しかし、光造形(レーザー方式)のプリンタでは立体・直線的な造形のチャンピオンリング・カレッジリングには、難ありの出来栄えでした。

そこで、(いつかわからないけど)【近い将来】には、チャンピオンリング・カレッジリング製造に適するまで技術が進歩したインクジェット3Dプリンタが出てくるだろう・・・という確証の薄い想定で3DCAD+3Dプリンタ構想を進めてきていました

が、、2025年7月、マリンスタジアムでの野球観戦の前に「ダメ元」で立ち寄った幕張メッセの産業3Dプリンタ展なる展示会で

超掘り出しモノの3Dプリンタを発見!

したのです。巨大展示場内の片隅にあった小型マシンですが、よくよく見て、話を聞くと・・・・

インクジェットでもレーザーでもない、LCDパネルでの光造形方式のプリンタでなんと積層サイズが0.05mm!!デモ機で作っていたフィギア(人形)も、鎧などの直線的・立体的造形が十分にチャンピオンリングレベルでは???!!!

まさにゲームチェンジャー出現か?という事で、早速のひざ詰め商談。

メーカーは、2016年創業の台湾のベンチャー企業で、世界で初めてモノクロLCD技術を3Dプリンタに応用した若き天才エンジニア社長の会社です。モノクロLCD技術とは、液晶の光変調特性を利用して文字などを投影する仕組みで、小型省エネなテクノロジーとして幅広い分野で活用が進んでいる技術です。これまでの3Dプリンターでは見られなかった高精度と高速化の両立を実現させています。

従来のLCDプリンタは、

2K/4K 個人向けホビー用途 簡単な造形物やシンプルなフィギアなど

8K 産業用 義歯の型製作や工業用部品のモデリング(試作)

でしたが、この台湾メーカーの展示品は14Kと高精度なもの。「K」は1K=1000の単位(kiro)。LCDディスプレイの14Kは、解像度のことで、水平方向の画素数が約14,000ピクセルに達する超高精細な規格です。2025年現在、一般的なテレビ規格(4Kや8K)とは異なり、主に産業用や特殊な展示用として扱われています。

画素数(16:9の場合): 約15,360 × 8,640ピクセル
総画素数: 約1億3,271万画素(8Kの約4倍、4Kの約16倍の解像度

主な用途としては、超大型スクリーン: 映画館のIMAXを超えるような巨大シアターや、ドーム型スクリーンでの投影。デジタルサイネージ: 高層ビルの壁面全体を使った広告など、極めて大きな面積で細部を表現する必要がある場合。

このように全く別用途の高精度技術をとてもコンパクトな3Dプリンタで応用し、実用化しているのです。

まさにゲームチェンジャー!

台湾から社長も来ていて話をしたのですが、高精度・高性能・低価格・コンパクトさには圧倒的自信をもっているが、あまりに高性能なので操作性が良くなくなかなかユーザーが増えない・・と悩んでいました。

たとえ話として、「高性能戦闘機は誰もが操縦出来ない・・近代の戦闘機を操縦するには、反射神経・運動能力以外に航空力学、物理学、エンジニアリング知識、ITリテラシシー、更に墜落脱出したときのためのサバイバル能力が必要ですよね?このプリンタも同じで、3Dデザイン能力、スライスソフトウェアの操作、プリント材に応じたパラメータ設定、サポートの付け方、キャスティングの知識などが必要なのです」。と言っていました。

しかし、更に技術開発を続けており、今年9月には、最高グレード版16Kをリリース予定とのこと。

その最新版16Kのマシンの購入予約をしました!

9月には納品できるって事で、ワクワク待っていたら、10月に延期になり、11月に延期になり、ようやく11月に台湾から出荷されましたが、日本の電子機械認証制度承認に手間取り、結局納品されたのは12月はじめでした。

そんな事は気にしない!これから先、5年10年後を切り開く技術ですので、長い目で研究開発に取り組みます。

早速テストプリントを繰り返しています。↓↓↓↓↓

試しにテスト鋳造もしてみましたが、実用化にはまだまだハードルがたくさんありそうです。

確かにこのプリンタは非常に難しいです。プリンタの操作も難しいですが、事前のプリントデータ作りがめちゃ難しい!14K/16K解像度という事で、データ上にちょっとした「ゴミ」や「矛盾」があると、うまくプリント出来ません。

そりゃそうです。映画館スクリーンやビルに投影するような巨大サイズのデータを20,000~30,000立方ミリメートル(30mm四方)で再現しちゃうのですから。

1. 完全な造形で完璧なポリサーフェス(隙間の無い完全な立方体)の3DCADデータである事

2. 3DCADデータをプリントデータに置換する「スライスソフトウェア」の各種パラメータ(設定値)が造形物にあっている事

3. プリンタの設置環境温度や空調、プリント素材(ワックス入り樹脂)の温度管理

4. 更に樹脂のワックス含有率(20%/40%/60%)に併せて微妙に元の3DCADデータで微細なデザインを調整しないといけない事

確かに展示会場で、メーカーの社長が言ってました・・・・高性能戦闘機は誰もが操縦出来ない・・と。つまり、これをモノにすれば同業者が簡単にマネできない差別化技術になるという事です。

どうやら今年2026年はこのLCD16Kプリンタの実用化に向けたトライ&エラーの1年になりそうです。

という事で、2026年技術革新の目標は、

2026年中に3Dプリンタによるチャンピオンリング・カレッジリングの生産実用化の目途をつける事!

とします。

おまけ話

この3Dプリンタ導入に際して、3Dプリンタデータ転換ソフトウェアの操作講習(有料)を受けました。講師の先生と雑談になり、私の年齢を聞かれ、「2025年12月で65歳です!」と答えたら、絶句して「私の生徒の中の圧倒的最高齢です!その歳で3Dソフトウェアですか!!??」と言われました。

ってコトは、ボケ防止にも良いオモチャかもですね。

テーマ> 楽天市場ショップの経営的成功

2025年の楽天ショップ部門の目標は、

着実な売上増と黒字化

でしたが、

2025年12月時点で課題はほぼ達成です。

速報値ですが、2025年12月時点で累計対前年比180%と驚異的な伸びで、最高月商記録も更新に次ぐ更新です。経常収支(黒字か赤字か?)はまだわかりませんが、分母が2倍近いので、まずまず黒字化達成だと思われます。

なんといっても20周年記念感謝祭「毎月20日セール」が大成功しました。

多くの新規お客様にカレッジリング体験をして頂き、多くのリピート顧客も増えました。

男の指にカレッジリング

の大目標に着実に近づいています。

2026年のPhilip College Ring楽天ショップの目標は、年明けに責任者の副社長:渕上 祥太(息子)と話し合って決めようと思います。もはや、私からトップダウンで目標設定する次元ではないと判断しました。

2026年1月よりしばらくの間、受注停止をさせて頂きます。

大変恐縮ではございますが、今年1月からしばらくの間、新規のご注文受けを停止させて頂きたく存じます。

詳しくは、

をご覧くださいませ。


チャンピオンリング・カレッジリングを作り続けて21年目になる弊社は、今後も事業に真摯に取り組み、大満足品質のチャンピオンリング・カレッジリングをご提供して参る所存です。

皆様、引き続きPhilip Champion Ring and College Ringを宜しくお願い申し上げます。

令和8年・2026年 元旦
有限会社フィリップチャンピオンリング アンド カレッジリング
代表取締役 渕上 祥司

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